~徒然だより~「お知らせ」

2024 / 02 / 29  18:07

【寺報「光雲」】 令和6年3月号更新

令和6年 3月号です。

pdf 令和6年 光雲3月号.pdf (1.12MB)

 

慶讃法要特別号3

pdf 慶讃法要 特別号 令和6年3月 A3.pdf (2.84MB)

今年の12月7日8日の慶讃法要 並びに 住職退任・継職法要へむけた特別号です。

 

 

↓過去の光雲は「因念寺報 「光雲」」よりご覧ください。

https://innenji.jp/free/pp1537371213

2024 / 02 / 29  18:06

ため込んだ記事を更新

ためにため込んだ記事をようやく更新しました。

どの記事が今回更新した記事かわからなくなりそうだったので、この記事でまとめました!

今回更新した記事です。

 

【千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要・平和の鐘】

https://innenji.jp/info/5468658

 

 

【親様と一緒に夕涼み】

https://innenji.jp/info/5468565

 

 

【淺田恵真和上 勧学寮頭祝賀会】

https://innenji.jp/info/5468660

 

 

【因念寺で結婚式が執り行われました】

https://innenji.jp/info/5468659

 

 

【降誕会・初参式】

https://innenji.jp/info/5468657

 

【花祭り】

https://innenji.jp/info/5468656

 

【団体参拝】

https://innenji.jp/info/5468655

 

令和5年の除夜会と令和6年の元旦会の記事は、LINEの文字数の関係でまた公開させていただきます。

また1年間更新をしていなかった、佛花・供香日記は少々お待ちください・・・

ホーム画面に表示されていない過去の記事は、「徒然だより・お知らせ」より見ることができます。

2024 / 02 / 29  18:06

【千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要・平和の鐘】の様子 令和5年9月18日

「千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要・平和の鐘」

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「世界が平和でありますように、恥ずかしい願いでしょうか」

 ひととき、感謝の思いと戦争の悲しみを胸に、

 手を合わす時間となりますように。

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東京の墓苑で行われる法要のライブ配信を因念寺本堂で参拝しました。

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光雲8月号でも書いたのですが、

恐怖きょうふしょうじたから武器ぶきをもったのではない。

 

武器(ぶき)()ったから恐怖(きょうふ)()まれたのである。

 

釈尊(しゃくそん)

 

 西本願寺が東京の千鳥ヶ淵全戦没者墓苑(ちどりがふちぜんせんぼつしゃぼえん)で勤おめされている追悼法要(ついとうほうよう)の様子を二年ほど前より、因念寺本堂でライブ配信を参拝しています。追悼法要は今年で四十三回目になり、前住職は勧学寮(かんがくりょう)の代表として参拝されておりました。

 

浄土真宗は仏教だから戦争に関係ないと思われることもあるのですが、戦時中はお経や親鸞聖人が書かれた書物において、天皇や戦いに否定的な文章が黒く塗りつぶされ、法話も仏教的な話は規制されたそうです。因念寺第三代住職の恵空(えくう)師も出兵されたと聞いております。

 


ある住職が、ご門徒の方が出兵されるとき、決して人を殺してはならない、空鉄砲を打ち逃げろ、必ず帰ってこいと言うなど、多くの僧侶や念仏者が非国民として幽閉されたそうです。

 

一九九五(平成七)年四月十五日に本願寺で厳修された「終戦五十周年全戦没者総追悼法要」に際してのご親教(しんきょう)でご門主(もんしゅ)は、「宗祖(しゅうそ)の教えに背き、仏法(ぶっぽう)の名において戦争に積極的に協力して いった過去の事実を、仏祖(ぶっそ)の御前に慚愧(ざんぎ)せずにはおれません」と、宗門の戦争にかかる責任を明らかにされ、平和を求める念仏者としての決意を表明されました。

 

 詳しくは別紙を記事の最後の本願寺HPをご覧ください。

 

東京の墓苑からのライブ配信を因念寺の本堂にテレビを置いて参拝し、

宗門(しゅうもん)関係学校生徒作文表彰式・朗読】次世代を担う青少年に、本法要の趣旨である平和について考えてもらうため、浄土真宗本願寺派の関係学校から「いのちの尊さ」「非戦・平和の大切さ」をテーマとした作文を募集し、最優秀作文・優秀作文(中学生の部・高校生の部)が選ばれ、表彰式・朗読を聞きました。

 

 

【「平和宣言」「平和の鐘」】

 

恒久平和への願いを新たにするため、「平和宣言」を行い、「平和の鐘」を撞きます。「讃佛偈(さんぶつげ)」に「響流十方(こうるうじっぽう)」とお示しのように、仏の教えが十方に響き渡ることの願い

 

から、寺院において仏法を伝える大切なものとされる鐘の響きと、力強い「平和宣言」によって、平和への誓いと願いを新たにします。

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今年は感染症の分類が下がった為、沢山のお参りと僧侶がお勤めをされていました。

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また今年も学生の作文を聞き、戦争は私に無関係ではなかったと思わせていただきました。

浄土真宗では祈ることはしませんが、世界の平和を願い誰かの為を思うことはとても大切なことであると思います。大切なことを思わなかった私が、お念仏の教えによって思わせていただき、私にできることがなにかないだろうかと変えられていく。私の味わいですが、お念仏の教えが伝えてくださった一つの幸せであります。戦争が自分と無関係と言えるでしょうか。ひととき、感謝の思いと戦争の悲しみを胸に、手を合わす時間となりました。

来年も9月18日に因念寺本堂にて予定をしております。

ご自分のスマホからでもご参拝いただけますように。

 

 

 

↓追悼法要案内 寺報「光雲8月号」↓

pdf 令和5年 光雲8月号.pdf (1.03MB)

 

↓本願寺「「千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要・平和の鐘」のHP↓

https://www.hongwanji.or.jp/news/cat5/002131.html

 

↓因念寺の昨年の様子↓

https://innenji.jp/info/4767785

 ※動画・写真のダウンロード・転用等は禁止させていただきます。

2024 / 02 / 29  18:05

令和5年7月2日【親様と一緒に夕涼み】の様子

令和5年7月2日

【親様と一緒に夕涼み】

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おやさま一緒いっしょ夕涼ゆうすず

昨年から「お寺で夕涼み」と題し演奏会を開催しました。昨年はフルートとバイオリンデュオ「てまり」さんがドレスを見に纏い演奏してくださいました。今年は「親様と一緒に夕涼み」と題してオーボエとクラシックギターによる演奏会となりました。

 

今回から題名を「親様と一緒に夕涼み」と変えました。

昔から親が子に見返りを求めない慈しみの心と、どこまでも心配して働きかける行動が、阿弥陀様の慈悲のようであると、私たちに阿弥陀様の慈悲をわかりやすくするように阿弥陀様を「親様」(おやさま)とよぶことがあります。この夕涼み演奏会は、はじめての方にでもお参りしやすくとの思いもありますが、一番は阿弥陀様(あみだ さま)のお慈悲(じひ)に触れてほしいとの思いから企画したものです。  

(詳しくは記事の最後の寺報をご覧ください)

 

演奏会では、オーボエとクラシックギターの音や響きに包まれ、親様がとなりで「だいじょうぶ」と、お慈悲に包まれながら、お寺で豊かな慈悲の雰囲気を味わうご縁となりました。

記事の最後に当日の動画を少しだけ載せています。

是非とも来年、生演奏をお聞きいただければと思います。

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演奏者

「Duo Pommes(デュオ・ポメス)」

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【プロフィール】
オーボエの福盛はフランクフルト、クラシックギターの今村はカッセルという共にドイツのヘッセン州に留学し、帰国後に偶然大阪で知り合ったことからデュオを組むに至りました。管と弦の木製楽器で奏でる音色はとても温かく心に直接話しかけてくるようです。幅広いクラシックの曲を中心に映画音楽やラテンの曲も演奏しています。

オーボエ・福盛貴恵

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大阪府出身。明誠学院高等学校特別芸術コースを経て京都市立芸術大学音楽学部卒業。その後渡独し,フランクフルト音楽舞台芸術大学を修了。オーボエを香野友美上田美佐渡辺潤也高山郁子, Fabian Menzel の各氏に師事。帰国後、1年間契約団員として京都市交響楽団にて研鑽を積む。現在関西を中心にオーケストラ、室内楽などの演奏活動を行う傍ら、後進の指導にも力を注いでいる。()アマービレフィルハーモニー管弦楽団正団員。

 

クラシックギター・今村隆之

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今村隆之(ギター)
兵庫県猪名川町出身。大阪音楽大学短期大学部にてギタリスト兼作曲家である藤井敬吾氏に師事。卒業後、同大学専攻科に進み翌年修了。演奏活動を続ける傍ら、科目等履修生として同大学で単位を揃えた後、独立法人大学評価・学位授与機構より学士(芸術学)を取得。ドイツ・カッセル音楽学校にてギター演奏をミヒャエル・トレスター、ギター指導法・即興演奏をヴォルフガング・レンドレーの両氏に師事。現在は兵庫県猪名川町・川西市の今村ギター教室を拠点に各地にて後進の指導及び演奏活動を行っている。宝塚ミュージックリサーチ・三国音楽教室ギター科講師。

豊中市ギターアンサンブルサクラ講師。

  

 

↓寺報「光雲」令和5年6月号↓

pdf 令和5年 光雲6月号.pdf (0.98MB)

 

↓令和4年度の様子↓

https://innenji.jp/info/4638262

 

※写真・動画のダウンロード・転用は禁止させていただきます。

2024 / 02 / 29  18:03

結婚式が因念寺で執り行われました。

今年の5月に因念寺で結婚式が執り行われましたので、その様子を紹介します!

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因念寺で仏前結婚式(ぶつぜん けっこんしき)

 

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今年の五月に因念寺にて、 和上(前住職)の司婚(しこん)・導師(どうし)のもと、仏前結婚式(ぶつぜんけっこんしき)が勤まりました!楽人(がくにん)の雅楽(ががく)演奏による門前からの入堂は何とも趣がありました。お勤め後は、新郎新婦の誓いの言葉、、お念珠の授与(指輪交換ではなく)、その後親族もお焼香をして阿弥陀様に結婚のご報告を致しました。その後、和上のご法話があり三三九度による祝杯をあげてお祝いをしました!紅白饅頭のお供えや、結婚式なので蝋燭はめったに登場しない金色です!

お勤めの後には、白骨(はっこつ)の御文章(ごぶんしょう)を拝読しました。結婚式では忌(い)み言葉を嫌う風習があり、お葬儀などで称える「朝には紅顔(こうがん)ありて、夕べには白骨となれる身なり」の白骨の御文章なんてと思われる方も多いかと思います。しかし、このご文は忌み言葉ではありません。私たちの世界は諸行無常(しょぎょうむじょう)(この世のすべてのものは移り変わり生滅するものである)であります。現実を隠し、めでたいと喜ぶのもおかしな話ですし、かといって死の恐れにとらわれすぎるのも生きづらいものです。どちらにも偏(かたよ)らずに生きていくことを仏教では中道(ちゅうどう)と言い、阿弥陀様にすべてをおまかせして生活をするということを、白骨の御文章より教えていただくのです。

いつ死んでもよい、いつまで生かせてもらってもよい、いつも阿弥陀様のお慈悲に包まれた人生であること。阿弥陀様におまかせし、お二人でお念仏を味わい喜ぶ生活を送ってほしい。本堂が、阿弥陀様のお慈悲に包まれた無常の喜びを味わう結婚式となりました。

私たちの無常の世の中ではお互いが目の前にいるのは実は当たり前ではありません。そのことに気付くことで、お互いを思う気持ちや生活が豊かなものになっていくのではないでしょうか。二人の趣味や価値観は人生を過ごす中で変わっていくかもしれませんが、変わらない確かな価値観、阿弥陀様のお念仏の教えを依(よ)りどころとしていれば、けんかをしてもありがとうやごめんねと、言葉をかけ合い、受け入れて、互いを敬愛できる家庭を築いていくことができるのです。阿弥陀様を二人の依(よ)りどころとすることを誓うのが仏前結婚式の素晴らしいことかと思いますし、結婚式の意味かと思います。

 

門信徒の方以外でも大丈夫です。一度お気軽にご相談ください。