~徒然だより~「お知らせ」
【降誕会・初参式のご案内】5月5日
【降誕会・初参式のご案内】5月5日
10時半・13時半の二部制
降誕会とは親鸞聖人のお誕生をお祝いし、お念仏の教えに出遭えたことを慶ぶ法会であります。
その降誕会に合わせて、初めてお寺にお参りする式の初参式も行います。
この行事では、
【阿弥陀様のお念仏の教えに導かれ、互いに尊愛しあう慶びを味わう】
~その美しいひと時を写真におさめませんか~
と題して、写真撮影を行っております。
今年で三年目の開催です!
初参式と題していますが、どなたでもお参りできます。
入学などの記念や、久しぶりに家族写真でも撮るか!など、お勤めの後に、今出遭えていることは当たり前ではないですよとお話をして撮影しますので、慈愛につつまれた美しい笑顔の写真が撮れるように思います。
プロのカメラマンが撮影してくださいますので、遺影写真も撮れます!
撮影だけではなく、大きくしてもぼやけない様に修正もしてくださいますのでとても素敵に撮れます。
遺影写真も死に向けてではなく、往生に向けての撮影とお話をして豊かな笑顔が撮れるように思います。
まだ間に合いますので、ご希望の方はお寺までご連絡ください!
来年も予定しております!
詳しくは下記の寺報「光雲」令和6年4月号をご覧ください↓
令和6年 光雲4月号HP.pdf (0.96MB)
↓初参式のご案内↓
令和6年 花まつりの様子
令和6年 花まつりの様子!
4月9日に因念寺ではお釈迦様の降誕生をお祝いする花まつりを勤めました!(花まつりは正式では8日ですが)
寺報「光雲」令和6年5月号に書いたのですが、お釈迦様(おしゃかさま)が降誕生(ごたんじょう)された時、花は咲き誇り美しい花園(はなぞの)となって芳(かぐわ)しい香りを放ち、産湯(うぶゆ)として天からは甘露(かんろ)の雨が降り注ぎ祝福したとの伝説から、誕生佛(たんじょうぶつ)を安置(あんち)するお御堂(みどう)をお花で荘厳(しょうごん)することから因念寺では花園を作りたい!と今年も呼びかけ、多くの方にお花をお供えしていただき、お釈迦様の誕生佛を花園で荘厳することができました!尊(とうと)いと偉(えら)いは違います。お釈迦様が「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)」と述べられたのは下に続く「三界皆苦吾当安此(さんがいかいく ごとうあんし)」と「私は世の中で初めて「仏」となる者であり、世の中で最も尊い存在(考え方や在り方)となる。私はこの苦しみばかりの世界に安穏(あんのん)を与え、すべての命を心安(こころやすん)じさせるため(解脱(げだつ))の、仏に成る教え(成仏教(じょうぶつきょう))を説く為に誕生した」の意味であり、苦しみとは誰かにされるものではなく、私の価値観が生み出すものであります。
私たちは尊いという言葉を使うことがありますか。「あの人は偉そうだ」「がんばったね!偉い!」と偉をつかうときはありますが、「この人は尊い」という【在り方】などで使うことは少ないと思います。例えば、ぺんぺん草は雑草で胡蝶蘭(こちょうらん)は高いから美しいと思うと、美しい庭を汚して・・・とぺんぺん草を踏みにじることもできます。こう思ってしまうことで、私自身が苦しみを生み出してしまうのです。人々の善意(ぜんい)を善意として受け止めるのか、それとも、あいつが私を見下していると悪意(あくい)として受け止めるのかも同じです。ぺんぺん草も一つの命が咲いて輝き、この日常も実は当たり前ではない尊い一日で、隣にいる方も尊い方である。尊いと受け止める感性(価値観)や、尊いあり方(生き方)を教え、心安らかな世界へと導いてくださるのが仏教であり、お釈迦様の降誕生をお祝いする意味であります。尊いと受け止める感性を改めて大切にしなければと思いました。誕生佛にお花をお供えくださった方々に心よりお礼申し上げます。
お便りでは載せきれなかった写真などをご紹介させていただきます!
花園作りの呼びかけは4月5日より。
3年目ということもあり、今年は初日からお花のお供えがありました!
初日
2日目
3日目
4日目
5日目(4月9日)
朝門を開け、夕方の鐘撞きの時には毎日お花が増えていました。こちらで把握できていない方の方が多いかと思います。
また、通勤の前にお供えくださる方や、手を合わせてくださる方。多くの皆様のご協力により、今年も花園を作りお釈迦様の降誕生をお祝いすることができましたこと、心よりお礼申し上げます。
当日はお勤めの後に少しお話をして、お供えいただいたお花でご自宅のお仏壇用の仏華を参拝者の方と作りました!
それぞれに個性があり、写真を撮っていて楽しかったです!
数日後の月参りで、花まつりの仏華をお供えしている写真↓
今年は皆様にもおすそ分けしたいと思い、門前に置く持ち帰り用の花束も作りました!
最後まで残らない様にセンス良く作ってくださいねと意地悪なことを言いましたが、
次の日
二日目の朝
なんと2日で無くなりました!
犬の散歩や通勤の帰りなど、花園の説明を見て玄関に飾ったり、亡き方にお供えしよう、綺麗~など多くの方が持ち帰ってくださいました!
甘茶も持ち帰ってくださり、豊かな思いが花まつりから広まっていったことに、ご参拝くださり作ってくださった皆様には感謝申し上げます。
最後はケーキでお祝い!
来年も楽しみです!!!
過去の花まつり記事↓
https://innenji.jp/info/5670790
供香・仏華・寺花日記(令和6年4月) 更新
お花が咲く季節になり、ご門徒さん宅のお仏壇の仏華も色鮮やかに荘厳されています!
話に夢中で写真を撮り忘れるお宅が何軒かあったので後悔中・・・
因念寺でも花まつりに合わせていろんな花が咲き誇りました!今月は寺花日記も更新しました!
今年の藤はご門徒の方が傘づくりにしてくださり、白い藤も綺麗に咲きました!
こいのぼりも脱走することなく泳ぎ、ご門徒の方が兜を手作りされたので門前に飾らせていただきました!
下記のURLより、令和6年4月の供香・仏華・寺花日記をご覧ください。
↓供香・仏華日記↓
↓本願寺仏華↓
https://www.hongwanji.kyoto/see/flower.html
供香・仏華日記を各カテゴリーで見たい方はこちらからどうぞ。
・花まつり
https://innenji.jp/diary/category/1103838
・供香
https://innenji.jp/diary/category/1049766
・仏華
https://innenji.jp/diary/category/1049767
・花手水
https://innenji.jp/diary/category/1049774
・寺花日記
https://innenji.jp/diary/category/1069859
・お供え日記
【寺報「光雲」】令和6年5月号
毎月発行しております寺報「光雲」です。
令和6年 5月号です。
令和6年 光雲5月号.pdf (0.8MB)
慶讃法要特別号5
慶讃法要 特別号 令和6年5月HP.pdf (2.21MB)
今年の12月7日8日の慶讃法要 並びに 住職退任・継職法要へむけた特別号です。
↓過去の光雲は「因念寺報 「光雲」」よりご覧ください。
今年も因念寺に花園を!
今年も花まつりの季節がやってまいりました!
花まつりはお釈迦様(しゃかさま)の降誕生をお祝いする行事であります。
ゴータマ・シッダールタ(お釈迦様)は4月8日、ルンビニーの花園(はなぞの)でお生まれになられ、直後に立ち上がり七歩あるいて右手で天を、左手で地を指して「天上天下 唯我独尊 三界皆苦 吾当安此」と仰せになった。その時天からは甘く心地よい甘露(かんろ)の雨が降り注ぎ、花園の花は咲き誇(ほこ)り芳(かぐ)わしい香りを放ちました。そしてすべてのものが涙して慶び祝福(しゅくふく)しました。と伝わっています。
このような伝承から、因念寺でも花園を作りたいと三年ほど前より、お花のお供えを呼び掛けて、お供えいただいたお花で花園を作り、お釈迦様の降誕生をお祝いすると共に、「天上天下 唯我独尊 三界皆苦 吾当安此」(私はすべての生きとし生けるものの苦しみを除き安らぎを与える法を説く尊い存在となる)と誓われたお言葉を味わってまいりました。お供えいただいたお花は当日、ご自宅のお仏壇にお供えできるようにと仏華を作っています。
今年も五日より、境内にお花をお供えできるように花御堂(はなみどう)を設置いたしましたので、お花のお供えのご協力をお願いいたします!当日の参加も大歓迎です!
1日目の様子
【なんで花園?】
お釈迦様は今から2500年以上も前に、シャーキヤ族(釈迦族)の王子としてご誕生されたのですがご誕生の時に、、、、
お母さんが里帰り出産のため現在のネパールの実家へ帰っておられるときに産気づき、近くのオアシスへ急遽立ち寄りました。
そこは花が咲き誇るこの上ないほどきれいな花園だったのです。そこでお釈迦様はご誕生され、生れてすぐ各方向へ七歩歩き天と地を指さして有名な「天上天下唯我独尊」と言われたのです。
いまではこの言葉だけが独り歩きして「この世で一番俺が偉い」などと使われたりもしますが、実は下の句で「三界皆苦 吾当安之」と言われています。
お釈迦様は偉いと言われたのではなく、「尊い」尊いものになると言われたのです。それは下の句で「すべての衆生の苦しみを除く教えを説くものとなる」とさらに続けておられます。「三界皆苦吾当安此」と続く文が重要で、すべての生き物が涙を流し、天からは甘露の雨が降って祝福された理由なのです。そのことについては9日の日にでも。
花御堂もいいのですが、多くの方にお花をお供えいただき、花園を作りたい!
その思いで令和4年より花園作りを始めました。
過去の花園は記事の最後に、過去の花まつりの記事のURLを載せていますのでそちらからご覧ください。
↑令和5年の花園↑
そして当日はその花園のお花で仏花を生けたいと思っています。
生けた仏花はご自宅の仏壇や玄関に飾って、花をみながら甘茶をのみながら、ご家族ご友人と仏様のお話をしていただけたらと思っております。
【お花のお供えについて】
7時~17時頃
・お寺への声掛けは必要ありません。
分からない時はインターホンを押してください。
(ただ、お供えしていただいた方を知りたいので、お参りの時などに お供えしましたよ と教えてくださるとうれしいです。)
・お花は空いている牛乳パックに水を入れてお供えください。
水道は左手にあります。ハサミもご自由にお使いください。
・お庭に咲いたもの・購入されたもの、なんでも構いません。
雑草もお花と同じ命です。
・車でお越しの際は近隣住宅前に停めず、お寺の門に乗り上げて停めるか、ロープを外して臨時駐車場にお停めください。
・本堂の阿弥陀様にも一緒に合掌・礼拝ください。
お花のお供えがなくても大丈夫です。
・缶の中に甘茶のティーパックがありますので、ぜひともお持ち帰りください。
なんともいえない甘みをご堪能ください。。。
砂糖は入っていませんよ!茶葉本来のあまみです。
皆様のご協力をお願いいたします。
4月9日お昼2時より
・お勤め5分
・お話5分
・甘茶とケーキでお祝い
・仏華(花束作り)
・解散
だれでもお参りください!
参加費無料
~近くのお寺さん情報~
因念寺前の道を北野田駅方面に向かうと旭照寺(きょくしょうじ)さんがあります。
旭照寺さんでは4月8日にはなまつりがあります。
旭照寺さんではイベントや子供が楽しめるゲームなどがあります!
↓旭照寺HP↓
↓因念寺 花まつり案内↓
令和6年 光雲3月号.pdf (1.12MB)
↓令和5年の様子↓
https://innenji.jp/info/5468656
↓令和4年の様子↓
https://innenji.jp/info/4493261