~徒然だより~「お知らせ」
【降誕会と初参式の様子】令和5年5月5日
降誕会と初参式の様子
五月五日に降誕会と初参式のお勤めをし、親鸞聖人の御誕生の話をして、阿弥陀様と一緒に記念撮影をしました!
近しい方の尊さ、日常のありがたさ、互いに敬愛できる喜びを教えてくださるお念仏の教えを味わいながら、その美しいひと時を阿弥陀様と一緒に写真におさめました。
「あなたに出遭えてよかった」
阿弥陀様のお念仏の教えに導かれ、互いに尊愛しあう慶びを味わえる時間となりますように。
その美しいひと時を写真にのこしませんか。
宗祖降誕会
お念仏の教えを顕かにしてくださった浄土真宗の開祖、親鸞聖人の御誕生をお祝いする法会
~初参式~
初参式(しょさんしき)とはお子様が誕生して、
初めて お寺にお参りをして
阿弥陀様の御前にて誕生のご報告をさせていただく儀式です。
お子様にとっての初めてのお寺参り、仏縁となります。
そして年に一度 因念寺本堂で阿弥陀様と写真を撮りませんか。
初参式だけではなく、七五三・小学校・中学・高校・大学などの入学祝いや成人式など、記念の時に写真をとりませんか?
あなたと出会えてよかった。と照れくささもありながら皆さんとても良い笑顔と豊かなひと時です。
今年は沢山のご家族が参加してくださり、午前午後の二部制にして行いました!
中学・高校・大学の記念に。久しぶりの家族写真!遺影撮影など。
最近ではスマホで簡単に写真が撮れるので、家族写真!をなかなか撮らなくなったように思います。
やっぱり写真はいいねですね!
宗祖降誕会は、私が成仏できる阿弥陀様のお念仏の教えを顕(あきら)かにしてくださった親鸞聖人の御誕生をお祝いする法会(ほうえ)であります。その法会に併(あわ)せて、初参式を勤めます。
月参りの三分法話の中で、「仏教は今も豊かにしてくださる教えです」と話しています。仏教は今を生きる私の悲しみ、苦しみを乗り越える教えであると共に、死後は仏と成って豊かにはたらくのだと味わっています。
仏教は必ず人は老(お)い・病(やまい)を患(わずら)い・命終(いのちお)わると説きます。命のことがらに目を向けることによって命終わるのは私もですが、実は隣にいる人も必ず命終わります。それは年齢順という決まりはないのです。そのことに気付かせていただくと、今隣にいる人と、出会えたことが当たり前でないことに気付かされます。そうすると言葉がけも行動も変わり、当たり前だと思っていた日常もきらきらと輝いて感じ、美しい世界を描きだすことができるのです。できるかできないかではなく、知るか、知らないかが重要です。
仏様に成仏の素晴らしさをお聞かせていただくと、仏様が私の心を少しずつ変えてくださいます。そうすれば今見ている世界も変わる。だから仏教は今も豊かにしてくださる素晴らしい教えだと思うのです。
初参式と題しているので初めてのお寺参り限定、子供が主役と思われる方も多いかと思いますが、そんなことはありません。
仏教の主役はいつでもこの私です。美しい世界に気付いてもすぐに自分の世界にもどってしまう私だからこそ、何度でも初事(はつごと)として仏様のお話をお聴聞(ちょうもん)し、子供の仏縁(ぶつえん)を結ぶと共に今一度、私自身の仏縁を子供に結んでいただくのだと、初参式だけでなく折々の記念や一年の記念にご家族やご友人でご参加いただけたらと思います。
お祝いの節目は新たな旅立ちで不安もつきものです。そんな時だからこそ私をほおっておけないと阿弥陀様が支え導いてくださることを思い出す機縁(きえん)としてほしいのです。
単なる記念写真ではなく、近しい方の尊さ、日常のありがたさや感謝、お念仏の慶びを表すものとして、表紙に
「あなたに遇(あ)えてよかった・・・」と書かせてもらいました。
衣装は自由であります。
今後は七五三・成人式の為の衣装や着付け等を考えておりますので、一度ご相談ください。
遺影写真も撮影できます。
お葬儀での写真は案外とても重要です。遺影がいいお写真ですと涙の中に笑顔のあるやわらかい雰囲気の式となることが多いように感じています。スナップ写真や昔の写真などは拡大しなければならず、服を合成したりすることもあります。
お寺での撮影は特殊な機材等を使って撮影、色合い等もプロが修正するため拡大しても違和感なく仕上がり、データもお渡しできます。院家が学生時代より懇意にさせていただいているカメラマンなので、因念寺価格で撮影してくださいます。好きな服装で仏様と一緒に因念寺の綺麗な本堂や境内などで撮影できることが何よりのおすすめです。
子供たちの待機所や授乳室なども用意。式典は二〇分程。
小さいお子様からの撮影で撮影後は各自解散です。
来年も5月5日に開催予定です!
↓令和5年のご案内↓
令和5年 光雲4月号HP用.pdf (0.77MB)