~徒然だより~「お知らせ」
「お寺で夕涼み演奏会の様子」令和4年7月3日
おそくなりましたが、
7月3日午後4時よりの【お寺で夕涼み演奏会】の様子をご紹介します。
はじめに、
演奏会をお寺ですることの本質を理解できておらず、この度は仏様に背を向けての演奏としてしまい、お参りくださった方々、演奏者の方には大変申し訳ございませんでした。
これまで勤めていた10月の琵琶演奏も、奉納演奏としてお念仏の教えを中心に仏様が主体でありました。仏様に背を向けての演奏は聞いている私が主体となってしまいます。これではお寺で音楽を奏でる素晴らしさを感じることはできません。この度のことを改め令和5年は奉納演奏とし、仏様と一緒に音楽を楽しみたいと思いますので、ぜひ皆様お参りください。
また、HPへの掲載を迷いましたが、今年はよりよい奉納演奏にするため掲載させていただきました。
※動画は因念寺HP記事のみでの限定公開となっております。このような事情があるため動画をご紹介いただく時は恐れ入ります
今年の6月終わり頃から夕涼みになるのか心配なくらい暑かったですが、当日は始まる数時間前に雨がふり夕涼みすることができました!
当日の流れとしまして、
16時より梵鐘 鐘撞き
16時10分より お勤め(らいはいのうた)
16時20分よりお話(約10分)
本堂の輝きとお香の香り、そしてフルートとヴァイオリンの音色に包まれて、心豊かな仏様の世界(教え・思い)を感じ、お念仏申していただければと思います。
そして16時30分より演奏会 (約40分)
演奏は「フルート&ヴァイオリンデュオ てまり」さん。
夕涼み演奏会の案内とデュオ てまりさんのプロフィールは光雲6月号をご覧ください。
プログラム
・夏の思い出
・モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
・レスピーギ:シチリアーナ
・夏メドレー
(七つの子~夏は来ぬ~我は海の子~たなばたさま)
・モーツァルト:キラキラ星変奏曲
・久石譲 :Summer
・マンシーニ:ひまわり
・オペラ「メリー・ウィドウ」より「唇は語らずとも」
・チャルダッシュ
・見上げてごらん夜の星を
・恩徳讃
トークも入れて約40分ほど、あっという間でした。
ホールではなくお寺で近くで聴くことにより振動も伝わり、目を開けば本堂の荘厳と阿弥陀様。目を閉じれば大香爐のお香の香りと美しい音色。私は私の世界を自分の思いどおりにならないからと汚していますが、音色や香りや荘厳の美しさに包まれて、心豊かな美しいお浄土という悟りの世界があるよ さあお念仏申してお浄土に生まれておいで。と口からお念仏がこぼれると共に、隣の命が景色が輝いて感じたことをうれしく思いました。
やはり生の演奏を聞いてほしいという思いから、一部ですが編集した短い動画を掲載いたします。
今年は妙好人(みょうこうにん)といわれた念仏者の讃岐の庄松さんの「やれやれ、親様もお涼しかろう」というお話から
「親様と一緒に夕涼み」と題しまして、令和5年【7月2日午後4時より】を予定しております。演奏者は未定。
令和4年は初めてのことで約30名のお参りでしたが、本堂外の境内でも聞けますしご門徒の方でなくてもお越しいただけます。庄松さんや妙好人と言われた方々の話を聞き、お念仏を味わいながら美しい音色に包まれて親様(仏様)と一緒に夕涼みいたしましょう。
↓お寺で夕涼み演奏会案内 光雲6月号↓
令和4年 光雲6月号HP.pdf (0.96MB)
↓YouTubeチャンネル 「 デュオ てまり 」でも検索!↓