~徒然だより~「お知らせ」
びじょ~ん
びじょ~ん なんの音かというと水琴窟の音を文字で表現してみました。。。
因念寺には水琴窟が2つあります。一つは本堂横(清風窟)にあり、もう一つは内庭(妙音窟)にあります。(内庭の水琴窟の紹介は後日)
~水琴窟とは~
水琴窟(すいきんくつ)は日本庭園の装飾の一つで、手水鉢の近くの地中に作り出した空洞の中に水滴を落下させてその際に発せられる音を反響させる仕掛けです。
江戸時代に庭園の設備として用いられるようになり、明治時代には盛んに用いられたが次第に廃れていったそうです。
長くなるので詳しくは調べてみてください!
動画を撮ったので聞いてみてください。
他の音が入ってしまいますが・・・10回以上撮り直しました。
本堂側の水琴窟は道路に面していますので、車やバイクの音だったり飛行機、今回はクマンバチさんに苦労しましたよ・・・
撮影を始めるとぶ~~~んとサルスベリの木によってきます。笑
動画の中にも出てきますが、手水鉢には宝暦12年(1762)の年号が刻まれてあります。これはお寺の前身とされる辻堂が建立された年次ではないかと思われています。詳しくはホームページ内の「お寺の紹介」をご覧下さい。
もう一つは水琴窟の上に置いてある音羽の滝の瓦です。これは住職の教え子さんから音の字の部分が欠けたので新しくした時にそれまで置いてあった物を頂いたようです。
欠けているので・・・・と思ったのですが、実は、欠けなければ新しくしないので欠けた物は数少なく貴重なものだそうです。なるほど~~~~
始めに梵鐘の音が聞こえます。音量に気を付けてください。
妙音窟の音は小さいです。音量にお気を付けください。
色々と音が入ります。物が落ちる音がします。音量にお気を付けください。。。すみません。。
もっと綺麗に音を聞きたい方はYouTubeでさがしてみてください!!!!!
今回は音が聞こえやすいようにと少し多めに水を流しています。本来は20秒ぐらいに1回びじょ~んとなります。
やっぱり外で生の音を聞いた方がきれいです。門が開いておりましたらご自由に入ってお聞き下さい。
水琴窟の音だけでもいいですが、色んな音と一緒に聞くともっと美しく聞こえます。
バイクの音とでも!(うるさっ!という自分の心の音が聞こえてなるほど~~と思いました。笑)